占筮 周易

 筮竹(ぜいちく)で卦(け)を立てて、周易(しゅうえき)の理によって吉凶を判断すること。

「易」というと、筮竹をじゃらじゃらさせて、と言うのを思い出す方も多いのではないかと思います。これがいわゆる「周易」です。日本で「易」というと、大抵は周易のことを指します。

筮竹や八面体サイコロ、古銭などを用い、陰陽、八卦(乾兌離震巽坎艮坤、つまり天沢火雷風水山地)の組み合わせと爻の位置を得ることによって、潜在意識や集合意識にアクセスし「易経」という書物に書かれている断片的な言葉から、吉凶を読み取ります。

易についての詳細は、コラムやブログでご紹介予定です。

断易

「断易」は、周易の形をとった、カレンダー占い(ちょっとはしょりすぎです)と言えばいいのでしょうか。五行易とも言います。

「情の周易・理の断易」と言いますが、周易が「編集」ならば、断易は「数式」というイメージがあります。易を立てた日時から干支を読み出し、占いたい目的によって決めた「用神」という星が強いか弱いかで、答えを出します。
明解に答えが出ます。

日本に伝えられたのは江戸時代後期です。